第76期名人戦(2018)について、展望を語る

2018.04.03 Tuesday

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    こんにちわ、将棋を広める会の会長の最卿構司です。

     

    来たる4月11日から名人戦第1局が始まります。羽生竜王(挑戦者)が佐藤天彦名人に挑む今回の名人戦シリーズは、激動の2017年からまったく変わった新しい美しい対局が始まるのだと期待されるところでしょう。

     

    さて、とあるレーティングサイト(http://kishi.a.la9.jp/ranking2.html)によれば羽生さんの現在のランキングは3位。天彦さんは12位にランクされています。期待勝率は羽生さんから見て59%とそれほど高くはありません。期待値的には接戦が予測されるところですが、直近10戦の対戦成績を少し見てみることにします。

     

    2015年*9月17日    ●  羽生善治 佐藤天彦    ○  第63期王座戦    タイトル戦 第2局
    2015年*9月24日    ●  羽生善治 佐藤天彦    ○  第63期王座戦    タイトル戦 第3局
    2015年10月*6日    ○  羽生善治 佐藤天彦    ●  第63期王座戦    タイトル戦 第4局
    2015年10月26日    ○  羽生善治 佐藤天彦    ●  第63期王座戦    タイトル戦 第5局
    2016年*4月*5日    ○  羽生善治 佐藤天彦    ●  第74期名人戦    タイトル戦 第1局
    2016年*4月22日    ●  羽生善治 佐藤天彦  ○  第74期名人戦    タイトル戦 第2局
    2016年*5月12日    ●  羽生善治 佐藤天彦    ○  第74期名人戦    タイトル戦 第3局
    2016年*5月25日    ●  羽生善治 佐藤天彦    ○  第74期名人戦    タイトル戦 第4局
    2016年*5月30日    ●  羽生善治 佐藤天彦    ○  第74期名人戦    タイトル戦 第5局
    2016年11月14日    ●  羽生善治 佐藤天彦    ○  第*2期叡王戦    本戦 準決勝

     

    どうでしょうか。直近10戦では羽生さんの3勝、天彦さんの7勝と天彦さんが勝ち越しています。また羽生さんが5連敗中というのも気になるところですね。思い返せば、羽生さんは天彦さんのことは得意にしていたはずですが、あの第74期名人戦第2局で詰みを逃してからは勝利の女神に見放されたかのように勝てなくなりました。

     

    私は、当時第2局の天彦さんの粘りの米長玉を見ていて思ったのですが、天彦さんは最善であるかどうかを考えるよりも勝負として最も羽生さんに勝てそうな手を選んでいるのだと感じました。天彦さんが特別な粘りをしていたら、その時は天彦さんの玉が詰んでいることまである、そう心にとどめておいて、いかなる天彦さんの粘りに対しても間違えないような姿勢でいてほしいような気もしますし、羽生さんに勝つにはやはり特別な気合いのようなものが必要で、そうした熱い取り組みを再度見てみたい気もします。

     

    この第76期の番勝負、どちらが勝つのかは分かりませんが、名人を三連覇で三期獲得ともなると永世名人を取らなかった人で思い返すと、升田幸三さん以来の偉業ということになるのでしょうか。いよいよ大棋士への道が見えてくる重要なシリーズになるかとは思います。一将棋ファンの私からすれば勝敗や記録も大切ですが、記憶に鮮明に残るような、そんなシリーズが見てみたい思いが強いです。

     

    最後に、今回の第76期名人戦番勝負では当会のメンバーが第3局の奈良での対局を現地に観戦に行く予定です。リアルタイムでレポートなども書きたいと思っていますのでどうぞご期待ください。

     

    文責 将棋を広める会の会長代理 佐藤

    【将棋風考計・第3回】姫路城で行われた人間将棋イベントに行ってみた

    2017.11.06 Monday

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      今回は姫路城で行われた人間将棋イベントに行ってきました。

      ここでは全体の簡単な所感を記したいと思います。

       

      姫路駅の改札を出て、出口に進んで外に出ると、なんと!遠くに姫路城が見えます。

      姫路城は世界遺産なので、私としては道に迷わず辿りつけるか不安だったのですが、

      そんなことは姫路についてみれば杞憂であることが一目で理解できました。

       

      まさに駅を出たら姫路城。姫路城へ向かって真っすぐ歩くだけです。

      一直線に整備された歩行路を進みながら駅から城へと進みます。

       

      今回の人間将棋イベントは姫路城の三の丸広場で行われました。

      三の丸広場についた時の感想は、広い、ただただ広いということと、

      近くに見える城が白い、ただただ白い。それだけでした。

       

      白くて壮大な城を見上げて広くて心地の良い空間に立っていると、

      何だか異世界へとタイムスリップしたような錯覚に襲われます。

       

      さて、本題の人間将棋についてですが、

      まずは人間将棋について簡単に説明します。

       

      人間将棋とはなんであろうか。

      手元にあるパンフレットによれば、

       

      「太閤秀吉が関白秀次を相手に、伏見城で小姓や腰元たちを将棋駒として、

      将棋の野試合を楽しんだという故事にならい、野外に設置した将棋盤を戦いの場と見立て、

      山形県天童市で昭和31年から行われている伝統行事です」

       

      とあります。

       

      人間将棋は「甲冑や陣羽織など戦国衣装をまとった人間の駒を指揮するユニークな催し」なんですね。

      人間同士が駒になって戦うなんて一見はスリリングですが、実際は和気あいあいと楽しむものだと思います。

       

      さらにパンフレットには姫路で人間将棋を行う意味が書いてあったので紹介します。

       

      姫路ゆかりの黒田官兵衛の考えでもある、

       

      「人は殺さずに活かすべき」

       

      という哲学をこの人間将棋イベントを通じて、黒田官兵衛の足跡とともに

      長く記憶にとどめていただくために開催にいたったそうです。

      将棋は相手から取った駒を再利用できますので、そうした将棋の特性が

      駒を人間に見立てた時に、人を活かしていく活人の発想と合致して相通じるものがあったわけですね。

       

      それでは肝心の今回行われた人間将棋イベントについて振り返ります。

      一日目は室田女流と里見(妹)女流が、二日目は齊藤七段と都成四段が、戦国武将になりきって指揮をとります。

      駒役は地元の中学生でとても微笑ましくコスプレの域を超えたクオリティでその役目を果たしていました。

       

      このイベントで面白かったのは、手を指すプロ棋士の人が喋るんです。

      いつもは何ら言葉を発することもなく真剣に対局するわけですが今回は喋ります。

       

      「ここで攻めてこないでくれー」とか「調子はどうじゃ」「おぬしは○○を考えておるだろう」など、

      舌戦?というか口撃の数々が繰り広げられ、時には弱音を吐いたり、時には強がったり、はたまた雑談したり

      見ているだけで楽しめるのが将棋ですが聞いていても今回は楽しめました。

       

      ところで、人間将棋には暗黙のルール?があるようですが皆さんは御存じでしょうか。

      素朴な疑問としてせっかく駒役に選ばれて晴れの舞台で駒を演じているのに一回も動かない!

      そういうことも考えられますし、将棋では不動駒があることは普通のことです。

      そこで、すべての駒を一回は動かしましょうという暗黙のルール?があるそうなのです。

      このおかげで、すべての駒が動き、躍動感あるがっぷり四つの戦いが起こるというメリットも生まれます。

      何よりよく駒が働く将棋は見ていて気持ちが良いものです。

       

      人間将棋の魅力は、その仰々しさにあるとは思うわけですが、

      生の人間が相対峙するリアルさというよりは、駒になりきって対局するなんていう何ともいえないおかしさ、

      そういう不思議でへんてこな空間が楽しめるというところに最大の魅力があるように感じました。

       

      さて、大変駆け足にはなりましたが、今回はここまでで所感を終わりたいと思います。

      世界遺産の広場で行われる人間将棋、人生に一度は見てみたいとても楽しいイベントです。

      また来年も再来年も人々がこうして和気あいあいと楽しく過ごせることを望みながら、今日も将棋について、

      そして、世界の平和について?!、人々の繋がりについて、考えてみます。

       

      全38回/第3回

       

      文責 会長代理 佐藤

      【最卿・将棋コラム】羽生世代が消える日。羽生世代の全員が順位戦B級2組で指す数年後の未来を想像する

      2017.08.12 Saturday

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        こんにちわ。将棋を世間に広める会の会長の最卿構司です。

         

        まず表題のコラムを書き始める前に、当会の会員について説明させて頂きます。

         

        当会の会長は、いまコラムを書いている最卿(好きな囲いは雁木)。詳細に関しては謎とさせてください。

        予め断言しておきますが最卿はオンラインの中にしか現れませんし、リアルな活動は会員に一任していますのでご了承下さい。

         

        それからネット記事の構成や文章などのチェックなどを担当する会長代理の佐藤(棋力は猫レベル)は、

        男性で45歳で医療法人向けの経営コンサルティング業をしている普通のサラリーマンになります。

         

        そして見る将の将棋女子でアマチュア三段免状を目指している佐々木、佐々木勇気六段が好きな佐々木女史

        女子大生気分の23歳で将棋クエストR1600の穴熊党。現在は相降り飛車を勉強中だとか。

         

        さらに、新たに三間飛車党で、振り蔵を自称し、将棋youtuberを目指している行政書士資格を持ちながら、

        ファイナンシャルプランナー業で生計を立てている小説家志望の神戸市在住の31歳・男性の大月さん。

        ※(ウォーズ棋神あり二段、関西の将棋連盟道場現在10級)をメンバーに加えて四名の体制で運営しています。

         

        また、大月さんには新たに全38回の将棋風向計なる将棋コラムを当会で執筆して頂くことになりました。

        現在は第2回まで公開していますのでそちらも併せてお読みいただければ幸いです。

         

        【将棋風向計・第1回】将棋をリアルで指していくときの楽しみと悲しみ

        http://shogifukyu.jugem.jp/?eid=192

         

        【将棋風向計・第2回】女流の先生の指導対局会に行ってみた

        http://shogifukyu.jugem.jp/?eid=193

         

        さて。現在の当会の担当は、ネットコラムなどの記事の創案は佐藤が、観る活動とネット宣伝は佐々木が、そしてリアルな体験記は大月さんが、さらに総合的な将棋活動プロデュースを最卿が担当しています。いずれはNPO法人化して何らかのオンラインベースの機動的な将棋文化広報活動をしたいところですが、まだ予算も人員も知名度も足りていません。そこで、しばらくは将棋界隈の観察、そして現状把握に努めたいと思います。本格的な活動は2019年を予定しています。その際には何卒よろしくお願い申し上げます。

         

        長らくお待たせしました。ようやくながら本題に入ります。

        表題の通り、羽生世代の全員がB級2組で指すような瞬間を想像してみましょう。

         

        その前に、、、まずは羽生世代の定義はともかくとして、羽生世代と呼ばれるトップ棋士のメンバーを紹介します。

        羽生世代の他には先崎世代と呼ばれる同年代の世代もあるようですが詳しくは触れません。

         

        羽生世代とは、羽生善治三冠(現A級)、森内俊之九段(フリークラス)、佐藤康光九段(現A級、会長)、郷田九段、丸山九段、藤井九段に故・村山聖九段の七名を指して羽生世代と呼ぶのだと思われます。ここではさらに広義に久保九段、深浦九段、三浦九段、木村九段の四名を追加して総勢11名(※1名は物故)、現在の10名を羽生世代と呼びたいと思います。

         

        こうした10名もの羽生世代の烈士がB級2組で指す時が来るとしたら、

        世間は、そしてファンは、さらには愛棋家たるアマチュアはどう感じ入るのでしょうか。

         

        一つ考えられるのは、それはまさに一言で述べれば新時代であるということです。

         

        近くない未来に必ず将棋新時代が到来します。それは藤井四段の登場、そして佐藤天彦名人の快進撃

        さらには渡辺竜王の存在感などがそのことを確固たるものにしているのだと考えられます。

         

        ここで注意したいのはあくまでこれは将棋村の中の日本将棋連盟が主催するプロ制度においての新時代ですが

        これからはプロアマをも巻き込んだAI研究を用いた新たなる将棋文化の息吹が着々と萌芽していることは、

        ここに記しておく必要があるでしょう。

         

        AI研究の世界では2045年がシンギュラリティ、つまり技術的革新を越えた革命の時であると予測していますが

        将棋界においては想像以上に早いスピードで新たなる時代が到来し、既存の古臭い常識などは打ち破られるはずです。

         

        そこで、最後に目印というより、皆の模範、規範となる新時代のA級もといS級とも呼ぶべきリーグの予測、

        そしてB級1組もといA級1組と呼ぶべきリーグの予測をして終わりたいと思います。

         

        名人 佐藤天彦(20世名人) 

         

        順位戦九段戦(S級) 挑戦1名降級2名

         

        *1 稲葉九段

        ――

        *2 渡辺九段

        *3 菅井九段

        *4 斎藤九段

        *5 藤井九段

        ――

        *6 糸谷九段

        *7 豊島九段

         

        順位戦八段戦(A級1組) 昇級2名降級2名

         

        *1 広瀬八段

        *2 中村八段

        ――

        *3 阿久八段

        *4 山崎八段

        *5 橋本八段

        *6 松尾八段

        *7 澤田八段

        *8 村山八段

        ――

        *9 羽生九段

        10 佐藤九段

         

        文責 会長代理 佐藤

        【将棋風考計・第2回】長谷川優貴女流二段との指導対局会に行ってみた。

        2017.08.10 Thursday

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          負けちまつた悲しみに……

           

          本日も元気よく将棋道場に通うわけです。

           

          冒頭の発言は中原中也という文章家からの引用ですが、負けたあとというのは何とも言えぬ渇きを感じます。

          在りし日の夏の13時には将棋道場へと向かい、まずは女流二段の先生との指導対局会の予約を入れました。

           

          長谷川優貴先生と言う方は存じ上げなかったのですが、どうやら私が住んでいる神戸市からすぐ近くにある

          明石市出身の居飛車党っぽい先生のようで非常に可愛らしく笑顔が素敵な女性で、どのような将棋を指すのか、

          あるいはどのような立ち振る舞いなのか気になるところでした。

           

          話しは少し変わりますが、本日は道場の売店にて将棋名匠物語を1000円にて購入。

           

          ふと目についた第二話、不敗の雁木なる項目が気になり棋譜を並べてみました。

          時の大橋宗桂と雁木の創始者の一戦ですが、後者の人は香車落ちで勝った後に角落ちで負けて血を吐いたとか…。

          実際のところは血を吐くほど悲しみにくれたのだろうとは思いますが何とも切ない話ではあります。

           

          ところで、こんな話は笑えますか?私はこういう話を聞くたびに将棋とは真剣などではなく文化なのだと思う。

          文化であるというのは勝負だけではなく、外部の環境性、あるいは運命に彩られたあらがえない機序なのだと。

           

          さて、私が通っている関西将棋連盟の2Fにある道場は笑いが絶えません。将棋を指していると楽しいですから。

          笑いたいときは笑えば良いし、泣きたいときは泣けば良いと思います。感情を盤面や相手にぶつけるものではないが、

          自分の、これからの君たちの未来にエネルギーを向けてはどうかと思うのだが、どうもはき違えている人は極稀にある。

           

          もしも哲学の源たるギリシャ時代に将棋があったならば、駒とはあるようにあったのだ、

          とは、かの有名な詩人、ソクラテスなどが言いそうなことであるが、駒がなくても将棋は指せる。

           

          将棋とは忘却とコミュニケーションの美学にすぎない。何かを忘れたいがために将棋を指すと定義しておく。

          しかるに大抵の人は悲しみだけが残る。嬉しいシーンも楽しいシーンもその何倍の悲しみが塗り替えていく。

           

          だから将棋を指したら笑えば良いのだとは思うが、はっきり言えば才能がないなら諦めれば良いとは思う。

          沈黙の対話を楽しみたくて将棋をしているのに笑えない日常シーンに正義や公正がどう成り立つのだろうか。

           

          やや抽象的にはなったが、大阪の関西将棋連盟の道場とは、この意味では笑える道場であるから一度立ち寄っては欲しい。

           

          さて、19時になり長谷川優貴女流二段の指導会である。指導料3500円と席料1300円とを払い、

          ストップウォッチを準備して90分間の対局に臨む。先生が配るアンケートシートには10級、4枚落ちを希望。

          そして、途中のアドバイスのありなしになし、早めに指して2局希望に丸をつけた。

           

          先生が一瞬微笑んだ気がした。何とも手つきが美しい女性で女流の二段の先生だった。

           

          私は元気よく挨拶をし、4枚落ちを始める。

           

          結果?そんなことは聞くまでもないだろう。空はもう明るくないのに、予測できない未来も嫌いじゃない。

          少しだけ話すことがあるとすれば、私が飛車も角も切り飛ばして桂馬をべたべた貼りまくったとだけ述べよう。

           

          さて、先生とは最後に少しの雑談をする時間を何となしに頂いた。

          そこで私はある質問をした。この将棋を広める会と私の最近の共通の問題意識である三間飛車についてである。

          私の質問はクラシカルなノーマルな振り飛車を指している若手の先生がいたら教えては欲しいということだったが

          帰ってきた答えが西川先生で六段?の方であるとのことだった。非常に普通の三間飛車なり振り飛車を指すようだ。

           

          その先生のことをネットで調べてみるとなんと神戸市出身だそうで、

          灯台許暮らしとはまさにこういうものなのかと感嘆するしかない状況であった。

           

          自身の課題や、問題と言うのは既に自身のネットワークにあるのだろう。

          その意味では私はまだ誰にも自己紹介をしたことなどはない。誰も知らない世界で、

           

          負けちまつた悲しみに、、、

           

          今日も今日とて将棋を指す。

           

          全38回/第2回

           

          文責 会長代理 佐藤

          【将棋風考計・第1回】将棋をリアルで指すときの楽しみと悲しみ

          2017.08.07 Monday

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            初めまして。この度は全38回の将棋風考計なる将棋体験記を始めることになりました大月です。

             

            とあるサイトでネット将棋を指していたところ、会長の最卿さんから直々にスカウトをされて、

            リアル将棋についてのリアルな?感想を書いていくことになりました。

             

            まずは筆者の簡単な自己紹介をします。

             

            名前は大月。31歳。男。

            職業は行政書士見習いとFP業務。四大卒で神戸市在住です。

             

            プロ将棋観戦歴は2007年から10年以上が経過しようとしています。

            棋力はウォーズ二段。それも棋神を使いまくって二段です。棋神なしなら初段になります。

            また、道場では13級認定を受けて現在は5連勝を2回して11級になりました。

            道場ではひとまず5級を目指します。そしていずれは道場3段を目標とします。

            ※編集注 2017年8月時点では10級に昇級されました。

             

            そんなわけで将棋のリアルな体験記を書いていこうかと思います。

            ゆくゆくは将棋youtuberとして自身の将棋観念や将棋体験を簡単に紹介したり、

            将棋の研究や対局をアマチュアでもハイレベルな環境で続けられるような道を考えたいと思ってます。

             

            そこで、まずは皆さんにリアル将棋の面白さを知ってもらおうと思います。

             

            えーと、ところでネットでしか将棋を指したことない人っていますか??

            私もそんな一人でした。ネットでプロの将棋中継を見たりネットやスマホゲームで将棋を指すだけ。

            それもたまに続くか続かないかという何とも適当な将棋生活をしておりました。

             

            しかし!私の意識はあるきっかけを媒介として変わります。

             

            それは、ふらふらと朝の散歩をしていたときのことです。

            朝に小腹がすいたので松屋にでも朝定食を食べに行こうかと思ったところ、なぜだか雀荘の看板が目に付きました。

            私は吸い込まれるように店へと入り、説明を受けて半荘最大で-3000円くらいの場で店員3人と打つことになります。

            そこでは自分の不慣れな状況でチョンボをしてしまったり、手つきがたどたどしかったり、

            さらには他者への気配りの不足、そして集中力の欠如などなど至らない点を再確認できました。

             

            結果は、半荘2回で3位マイナス800円と4位マイナス3000円。

             

            初めてのアガリはハネ満6000点オールとビギナーズラックを炸裂したわけですが、

            結局はトータルで大負け。最後は点棒を飛ばして店を出ます。

             

            この麻雀体験が媒介になり私はリアルでの将棋も同じようなものなのではないかと思うにいたったわけです。

            そこで!関西のとある将棋道場へ向かい段級の認定を受けることにしました。

             

            その場所は小学生とおじいさん世代の方がメインで私のような20歳から35歳くらいの若者は少ない。

            対戦相手はプロの先生にスクールで習うような級位者の小学生になるわけですが、私はウォーズ初段なのに、

            あれよあれよと段級も年齢も下の者に負けまくる。なかなか自分の将棋を指させて貰えない難しさがあります。

            結局のところ麻雀をやった時から感じていた杞憂を払しょくすることはできません。

            なんとそこでは13級という悲しい認定を受けることになりました。

             

            しかし、しかしですよ、私はめげませんでした。

             

            ウォーズでは初段か2段なのだから、自分が思い描いている自分の将棋が指せれば、

            あるいはまた、相手のペースにはまらないミスの少ない将棋を心がけることができたならば、

            必ず結果はついてくるはずではないかと。

             

            そう考えて何度か通ってみた結果、5連勝を2回頂くことができて、

            商品までもらって13級から11級まで昇級することができました。

             

            これからの筆者がまだ昇級できるかどうかは不明です。

            おっさんになりつつある私の将棋はまだ始まったばかり…、

            そう少し思うことにして夏の道場をまた訪れます。

             

            全38回/第1回

             

            文責 会長代理 佐藤

            【将棋講座】アマチュア流で爽快にプロ将棋を撃破、飛車香車落ちを研究してみよう

            2017.06.05 Monday

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              こんにちは。将棋を世間に広める会の会長の最卿です。

               

              今回はアマチュアの方々でも指しやすい感じで、

              あくまで感じで、爽やかに、そして爽快にプロ将棋を撃破して魅せましょう。

               

              もちろん!平手でプロを倒すことは不可能に近い。

              トップアマですら下位のプロに2割勝てるかどうかという地合いなのです。

               

              そこで、駒を2枚は落としてもらって正々堂々とプロ将棋を撃破してみせます。

              なお、飛車香車落ちは将棋連盟さんの基準では、五段差がある場合の手合いだそうです。

              なので、相手が六段で自分が初段の場合に手合いは飛車香落ちとなるのかと思います。

               

              それではまずは今講座のメニューを紹介します。

               

              第1講 【序盤戦術】4手目までの指し手を必ず固定化させる考え方のヒント。

              第2講 【対局心理】飛車香車落ちの先生側の心理から見る特性とアマ対策。

              第3講 【礼儀礼節】駒落ちで先生に本気を出させる方法の研究。

              第4講 【学習強化】飛車香車落ちの既存の定跡の再検証論。

              第5講 【応用実験】ソフトを用いて棋譜を応用的に修正する可能性について。

               

              少し最後の方は難しくなるかもしれませんが、夏だけにやってしまいましょう。

              爽やかに駆け抜けていきましょう。ではご期待くださいませ。使用ソフトは激指の予定です。

               

              予告。飛車香車落ちにおいては上手が何をさしても、

              2手目は△5六歩!と指して4手目は△7六歩!と指します。

               

              名付けて…アマチュア流夢幻中飛車、セントラルワールド!!

               

              ご期待ください。 

               

              文責 会長代理 佐藤

              【将棋AI】将棋と人工生命倫理に関する覚書き

              2017.04.17 Monday

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                ・将棋人工生命倫理に関する覚書き

                 

                ・要件定義の試み

                 将棋AIとは、操作可能な技術において、人々の暮らしに有用でかつ無形の正当化の論理である。倫理的な抵抗は技術の進捗に応じて発展するが、本来的には存在しえない。発展の抵抗としてあるのは過程の連続性以外には考えない。

                 

                ・主題部分

                 人工的な将棋行為または定跡造成が今日の現代将棋AIに許容されるか。

                 

                ・概要

                 かかる主題が対応する社会一般性と、現代的な根拠を優先的に述べ、それらが持つ課題と今日的な反省あるいは抵抗しうる論拠とを解明する。ここで注目したいのは今日的な反省が未来へと不可逆的に進行しうることである。それが進化的な見方にもつながる。

                 

                ・説明ゞ話からつむぐ歴史性

                 私は、むんずと彼女の蒼白した顔を見るやいなや、むぞうさに手のひらにしたためていた一定性を開いた。記号化された文献については、予てから有用性を疑問視していたが、一回たりとも聞き入れることはなかった。彼女は、私が理解しえないと見て、半ば笑いながら去っていった。私は彼女が去った後に一足の束を見つけた。その黒い部分部分には白いものが一本か二本か混ざり始めていた。これが私と彼女との再会になるとは誰もが知る由もなかったのだが、私は未だまどろみの中から目覚めることはなかった。

                 

                ・根拠.劵箸領琉茲伴然の摂理

                ベルクソンの定義では、「人々の意識の中で、平衡状態において留まるものは絶えず生成変化を遂げていく運動との間の区別に他ならない」とある。これは、科学一般における普遍性と、進化論的発達過程論との比較に繋がる。ここで普遍性とは、ヒトの質の高い生活を保障する原動力だとする。それが技術的に操作可能であれば、ヒトの領域だとするのが先の定義における平衡的な状態だ。他方で、進化論的発達過程論の立場では自然の摂理を優先する。ここではヒトは自然の部分であるとし、その研究は自然の摂理に適合するとみなす。

                 

                ・簡易的な反論/世領琉

                宗教的な権威から考えればすべての事は神の御心の中にあるとする。それが一般化しうるのは政党政治の中においてでしかないことは、ドイツにキリスト教社会民主主義の歴史があることを思えば理解可能だ。

                 

                参考文献 ゴルギアスからキケロへ 坂口ふみ

                参考文献 連続する時間への挑戦  ベルクソン