【将棋風考計・第3回】姫路城で行われた人間将棋イベントに行ってみた

2017.11.06 Monday

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    今回は姫路城で行われた人間将棋イベントに行ってきました。

    ここでは全体の簡単な所感を記したいと思います。

     

    姫路駅の改札を出て、出口に進んで外に出ると、なんと!遠くに姫路城が見えます。

    姫路城は世界遺産なので、私としては道に迷わず辿りつけるか不安だったのですが、

    そんなことは姫路についてみれば杞憂であることが一目で理解できました。

     

    まさに駅を出たら姫路城。姫路城へ向かって真っすぐ歩くだけです。

    一直線に整備された歩行路を進みながら駅から城へと進みます。

     

    今回の人間将棋イベントは姫路城の三の丸広場で行われました。

    三の丸広場についた時の感想は、広い、ただただ広いということと、

    近くに見える城が白い、ただただ白い。それだけでした。

     

    白くて壮大な城を見上げて広くて心地の良い空間に立っていると、

    何だか異世界へとタイムスリップしたような錯覚に襲われます。

     

    さて、本題の人間将棋についてですが、

    まずは人間将棋について簡単に説明します。

     

    人間将棋とはなんであろうか。

    手元にあるパンフレットによれば、

     

    「太閤秀吉が関白秀次を相手に、伏見城で小姓や腰元たちを将棋駒として、

    将棋の野試合を楽しんだという故事にならい、野外に設置した将棋盤を戦いの場と見立て、

    山形県天童市で昭和31年から行われている伝統行事です」

     

    とあります。

     

    人間将棋は「甲冑や陣羽織など戦国衣装をまとった人間の駒を指揮するユニークな催し」なんですね。

    人間同士が駒になって戦うなんて一見はスリリングですが、実際は和気あいあいと楽しむものだと思います。

     

    さらにパンフレットには姫路で人間将棋を行う意味が書いてあったので紹介します。

     

    姫路ゆかりの黒田官兵衛の考えでもある、

     

    「人は殺さずに活かすべき」

     

    という哲学をこの人間将棋イベントを通じて、黒田官兵衛の足跡とともに

    長く記憶にとどめていただくために開催にいたったそうです。

    将棋は相手から取った駒を再利用できますので、そうした将棋の特性が

    駒を人間に見立てた時に、人を活かしていく活人の発想と合致して相通じるものがあったわけですね。

     

    それでは肝心の今回行われた人間将棋イベントについて振り返ります。

    一日目は室田女流と里見(妹)女流が、二日目は齊藤七段と都成四段が、戦国武将になりきって指揮をとります。

    駒役は地元の中学生でとても微笑ましくコスプレの域を超えたクオリティでその役目を果たしていました。

     

    このイベントで面白かったのは、手を指すプロ棋士の人が喋るんです。

    いつもは何ら言葉を発することもなく真剣に対局するわけですが今回は喋ります。

     

    「ここで攻めてこないでくれー」とか「調子はどうじゃ」「おぬしは○○を考えておるだろう」など、

    舌戦?というか口撃の数々が繰り広げられ、時には弱音を吐いたり、時には強がったり、はたまた雑談したり

    見ているだけで楽しめるのが将棋ですが聞いていても今回は楽しめました。

     

    ところで、人間将棋には暗黙のルール?があるようですが皆さんは御存じでしょうか。

    素朴な疑問としてせっかく駒役に選ばれて晴れの舞台で駒を演じているのに一回も動かない!

    そういうことも考えられますし、将棋では不動駒があることは普通のことです。

    そこで、すべての駒を一回は動かしましょうという暗黙のルール?があるそうなのです。

    このおかげで、すべての駒が動き、躍動感あるがっぷり四つの戦いが起こるというメリットも生まれます。

    何よりよく駒が働く将棋は見ていて気持ちが良いものです。

     

    人間将棋の魅力は、その仰々しさにあるとは思うわけですが、

    生の人間が相対峙するリアルさというよりは、駒になりきって対局するなんていう何ともいえないおかしさ、

    そういう不思議でへんてこな空間が楽しめるというところに最大の魅力があるように感じました。

     

    さて、大変駆け足にはなりましたが、今回はここまでで所感を終わりたいと思います。

    世界遺産の広場で行われる人間将棋、人生に一度は見てみたいとても楽しいイベントです。

    また来年も再来年も人々がこうして和気あいあいと楽しく過ごせることを望みながら、今日も将棋について、

    そして、世界の平和について?!、人々の繋がりについて、考えてみます。

     

    全38回/第3回

     

    文責 会長代理 佐藤

    【最卿・将棋コラム】羽生世代が消える日。羽生世代の全員が順位戦B級2組で指す数年後の未来を想像する

    2017.08.12 Saturday

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      こんにちわ。将棋を世間に広める会の会長の最卿構司です。

       

      まず表題のコラムを書き始める前に、当会の会員について説明させて頂きます。

       

      当会の会長は、いまコラムを書いている最卿(好きな囲いは雁木)。詳細に関しては謎とさせてください。

      予め断言しておきますが最卿はオンラインの中にしか現れませんし、リアルな活動は会員に一任していますのでご了承下さい。

       

      それからネット記事の構成や文章などのチェックなどを担当する会長代理の佐藤(棋力は猫レベル)は、

      男性で45歳で医療法人向けの経営コンサルティング業をしている普通のサラリーマンになります。

       

      そして見る将の将棋女子でアマチュア三段免状を目指している佐々木、佐々木勇気六段が好きな佐々木女史

      女子大生気分の23歳で将棋クエストR1600の穴熊党。現在は相降り飛車を勉強中だとか。

       

      さらに、新たに三間飛車党で、振り蔵を自称し、将棋youtuberを目指している行政書士資格を持ちながら、

      ファイナンシャルプランナー業で生計を立てている小説家志望の神戸市在住の31歳・男性の大月さん。

      ※(ウォーズ棋神あり二段、関西の将棋連盟道場現在10級)をメンバーに加えて四名の体制で運営しています。

       

      また、大月さんには新たに全38回の将棋風向計なる将棋コラムを当会で執筆して頂くことになりました。

      現在は第2回まで公開していますのでそちらも併せてお読みいただければ幸いです。

       

      【将棋風向計・第1回】将棋をリアルで指していくときの楽しみと悲しみ

      http://shogifukyu.jugem.jp/?eid=192

       

      【将棋風向計・第2回】女流の先生の指導対局会に行ってみた

      http://shogifukyu.jugem.jp/?eid=193

       

      さて。現在の当会の担当は、ネットコラムなどの記事の創案は佐藤が、観る活動とネット宣伝は佐々木が、そしてリアルな体験記は大月さんが、さらに総合的な将棋活動プロデュースを最卿が担当しています。いずれはNPO法人化して何らかのオンラインベースの機動的な将棋文化広報活動をしたいところですが、まだ予算も人員も知名度も足りていません。そこで、しばらくは将棋界隈の観察、そして現状把握に努めたいと思います。本格的な活動は2019年を予定しています。その際には何卒よろしくお願い申し上げます。

       

      長らくお待たせしました。ようやくながら本題に入ります。

      表題の通り、羽生世代の全員がB級2組で指すような瞬間を想像してみましょう。

       

      その前に、、、まずは羽生世代の定義はともかくとして、羽生世代と呼ばれるトップ棋士のメンバーを紹介します。

      羽生世代の他には先崎世代と呼ばれる同年代の世代もあるようですが詳しくは触れません。

       

      羽生世代とは、羽生善治三冠(現A級)、森内俊之九段(フリークラス)、佐藤康光九段(現A級、会長)、郷田九段、丸山九段、藤井九段に故・村山聖九段の七名を指して羽生世代と呼ぶのだと思われます。ここではさらに広義に久保九段、深浦九段、三浦九段、木村九段の四名を追加して総勢11名(※1名は物故)、現在の10名を羽生世代と呼びたいと思います。

       

      こうした10名もの羽生世代の烈士がB級2組で指す時が来るとしたら、

      世間は、そしてファンは、さらには愛棋家たるアマチュアはどう感じ入るのでしょうか。

       

      一つ考えられるのは、それはまさに一言で述べれば新時代であるということです。

       

      近くない未来に必ず将棋新時代が到来します。それは藤井四段の登場、そして佐藤天彦名人の快進撃

      さらには渡辺竜王の存在感などがそのことを確固たるものにしているのだと考えられます。

       

      ここで注意したいのはあくまでこれは将棋村の中の日本将棋連盟が主催するプロ制度においての新時代ですが

      これからはプロアマをも巻き込んだAI研究を用いた新たなる将棋文化の息吹が着々と萌芽していることは、

      ここに記しておく必要があるでしょう。

       

      AI研究の世界では2045年がシンギュラリティ、つまり技術的革新を越えた革命の時であると予測していますが

      将棋界においては想像以上に早いスピードで新たなる時代が到来し、既存の古臭い常識などは打ち破られるはずです。

       

      そこで、最後に目印というより、皆の模範、規範となる新時代のA級もといS級とも呼ぶべきリーグの予測、

      そしてB級1組もといA級1組と呼ぶべきリーグの予測をして終わりたいと思います。

       

      名人 佐藤天彦(20世名人) 

       

      順位戦九段戦(S級) 挑戦1名降級2名

       

      *1 稲葉九段

      ――

      *2 渡辺九段

      *3 菅井九段

      *4 斎藤九段

      *5 藤井九段

      ――

      *6 糸谷九段

      *7 豊島九段

       

      順位戦八段戦(A級1組) 昇級2名降級2名

       

      *1 広瀬八段

      *2 中村八段

      ――

      *3 阿久八段

      *4 山崎八段

      *5 橋本八段

      *6 松尾八段

      *7 澤田八段

      *8 村山八段

      ――

      *9 羽生九段

      10 佐藤九段

       

      文責 会長代理 佐藤

      【将棋風考計・第2回】長谷川優貴女流二段との指導対局会に行ってみた。

      2017.08.10 Thursday

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        負けちまつた悲しみに……

         

        本日も元気よく将棋道場に通うわけです。

         

        冒頭の発言は中原中也という文章家からの引用ですが、負けたあとというのは何とも言えぬ渇きを感じます。

        在りし日の夏の13時には将棋道場へと向かい、まずは女流二段の先生との指導対局会の予約を入れました。

         

        長谷川優貴先生と言う方は存じ上げなかったのですが、どうやら私が住んでいる神戸市からすぐ近くにある

        明石市出身の居飛車党っぽい先生のようで非常に可愛らしく笑顔が素敵な女性で、どのような将棋を指すのか、

        あるいはどのような立ち振る舞いなのか気になるところでした。

         

        話しは少し変わりますが、本日は道場の売店にて将棋名匠物語を1000円にて購入。

         

        ふと目についた第二話、不敗の雁木なる項目が気になり棋譜を並べてみました。

        時の大橋宗桂と雁木の創始者の一戦ですが、後者の人は香車落ちで勝った後に角落ちで負けて血を吐いたとか…。

        実際のところは血を吐くほど悲しみにくれたのだろうとは思いますが何とも切ない話ではあります。

         

        ところで、こんな話は笑えますか?私はこういう話を聞くたびに将棋とは真剣などではなく文化なのだと思う。

        文化であるというのは勝負だけではなく、外部の環境性、あるいは運命に彩られたあらがえない機序なのだと。

         

        さて、私が通っている関西将棋連盟の2Fにある道場は笑いが絶えません。将棋を指していると楽しいですから。

        笑いたいときは笑えば良いし、泣きたいときは泣けば良いと思います。感情を盤面や相手にぶつけるものではないが、

        自分の、これからの君たちの未来にエネルギーを向けてはどうかと思うのだが、どうもはき違えている人は極稀にある。

         

        もしも哲学の源たるギリシャ時代に将棋があったならば、駒とはあるようにあったのだ、

        とは、かの有名な詩人、ソクラテスなどが言いそうなことであるが、駒がなくても将棋は指せる。

         

        将棋とは忘却とコミュニケーションの美学にすぎない。何かを忘れたいがために将棋を指すと定義しておく。

        しかるに大抵の人は悲しみだけが残る。嬉しいシーンも楽しいシーンもその何倍の悲しみが塗り替えていく。

         

        だから将棋を指したら笑えば良いのだとは思うが、はっきり言えば才能がないなら諦めれば良いとは思う。

        沈黙の対話を楽しみたくて将棋をしているのに笑えない日常シーンに正義や公正がどう成り立つのだろうか。

         

        やや抽象的にはなったが、大阪の関西将棋連盟の道場とは、この意味では笑える道場であるから一度立ち寄っては欲しい。

         

        さて、19時になり長谷川優貴女流二段の指導会である。指導料3500円と席料1300円とを払い、

        ストップウォッチを準備して90分間の対局に臨む。先生が配るアンケートシートには10級、4枚落ちを希望。

        そして、途中のアドバイスのありなしになし、早めに指して2局希望に丸をつけた。

         

        先生が一瞬微笑んだ気がした。何とも手つきが美しい女性で女流の二段の先生だった。

         

        私は元気よく挨拶をし、4枚落ちを始める。

         

        結果?そんなことは聞くまでもないだろう。空はもう明るくないのに、予測できない未来も嫌いじゃない。

        少しだけ話すことがあるとすれば、私が飛車も角も切り飛ばして桂馬をべたべた貼りまくったとだけ述べよう。

         

        さて、先生とは最後に少しの雑談をする時間を何となしに頂いた。

        そこで私はある質問をした。この将棋を広める会と私の最近の共通の問題意識である三間飛車についてである。

        私の質問はクラシカルなノーマルな振り飛車を指している若手の先生がいたら教えては欲しいということだったが

        帰ってきた答えが西川先生で六段?の方であるとのことだった。非常に普通の三間飛車なり振り飛車を指すようだ。

         

        その先生のことをネットで調べてみるとなんと神戸市出身だそうで、

        灯台許暮らしとはまさにこういうものなのかと感嘆するしかない状況であった。

         

        自身の課題や、問題と言うのは既に自身のネットワークにあるのだろう。

        その意味では私はまだ誰にも自己紹介をしたことなどはない。誰も知らない世界で、

         

        負けちまつた悲しみに、、、

         

        今日も今日とて将棋を指す。

         

        全38回/第2回

         

        文責 会長代理 佐藤

        【将棋風考計・第1回】将棋をリアルで指すときの楽しみと悲しみ

        2017.08.07 Monday

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          初めまして。この度は全38回の将棋風考計なる将棋体験記を始めることになりました大月です。

           

          とあるサイトでネット将棋を指していたところ、会長の最卿さんから直々にスカウトをされて、

          リアル将棋についてのリアルな?感想を書いていくことになりました。

           

          まずは筆者の簡単な自己紹介をします。

           

          名前は大月。31歳。男。

          職業は行政書士見習いとFP業務。四大卒で神戸市在住です。

           

          プロ将棋観戦歴は2007年から10年以上が経過しようとしています。

          棋力はウォーズ二段。それも棋神を使いまくって二段です。棋神なしなら初段になります。

          また、道場では13級認定を受けて現在は5連勝を2回して11級になりました。

          道場ではひとまず5級を目指します。そしていずれは道場3段を目標とします。

          ※編集注 2017年8月時点では10級に昇級されました。

           

          そんなわけで将棋のリアルな体験記を書いていこうかと思います。

          ゆくゆくは将棋youtuberとして自身の将棋観念や将棋体験を簡単に紹介したり、

          将棋の研究や対局をアマチュアでもハイレベルな環境で続けられるような道を考えたいと思ってます。

           

          そこで、まずは皆さんにリアル将棋の面白さを知ってもらおうと思います。

           

          えーと、ところでネットでしか将棋を指したことない人っていますか??

          私もそんな一人でした。ネットでプロの将棋中継を見たりネットやスマホゲームで将棋を指すだけ。

          それもたまに続くか続かないかという何とも適当な将棋生活をしておりました。

           

          しかし!私の意識はあるきっかけを媒介として変わります。

           

          それは、ふらふらと朝の散歩をしていたときのことです。

          朝に小腹がすいたので松屋にでも朝定食を食べに行こうかと思ったところ、なぜだか雀荘の看板が目に付きました。

          私は吸い込まれるように店へと入り、説明を受けて半荘最大で-3000円くらいの場で店員3人と打つことになります。

          そこでは自分の不慣れな状況でチョンボをしてしまったり、手つきがたどたどしかったり、

          さらには他者への気配りの不足、そして集中力の欠如などなど至らない点を再確認できました。

           

          結果は、半荘2回で3位マイナス800円と4位マイナス3000円。

           

          初めてのアガリはハネ満6000点オールとビギナーズラックを炸裂したわけですが、

          結局はトータルで大負け。最後は点棒を飛ばして店を出ます。

           

          この麻雀体験が媒介になり私はリアルでの将棋も同じようなものなのではないかと思うにいたったわけです。

          そこで!関西のとある将棋道場へ向かい段級の認定を受けることにしました。

           

          その場所は小学生とおじいさん世代の方がメインで私のような20歳から35歳くらいの若者は少ない。

          対戦相手はプロの先生にスクールで習うような級位者の小学生になるわけですが、私はウォーズ初段なのに、

          あれよあれよと段級も年齢も下の者に負けまくる。なかなか自分の将棋を指させて貰えない難しさがあります。

          結局のところ麻雀をやった時から感じていた杞憂を払しょくすることはできません。

          なんとそこでは13級という悲しい認定を受けることになりました。

           

          しかし、しかしですよ、私はめげませんでした。

           

          ウォーズでは初段か2段なのだから、自分が思い描いている自分の将棋が指せれば、

          あるいはまた、相手のペースにはまらないミスの少ない将棋を心がけることができたならば、

          必ず結果はついてくるはずではないかと。

           

          そう考えて何度か通ってみた結果、5連勝を2回頂くことができて、

          商品までもらって13級から11級まで昇級することができました。

           

          これからの筆者がまだ昇級できるかどうかは不明です。

          おっさんになりつつある私の将棋はまだ始まったばかり…、

          そう少し思うことにして夏の道場をまた訪れます。

           

          全38回/第1回

           

          文責 会長代理 佐藤

          【将棋観戦記】棋聖戦第2局と朝日OPの感想を当会の将棋女子が書いてみた。

          2017.07.10 Monday

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            今更ながらです。

             

            こんにちは。将棋女子の佐々木です。
            今回は特別に会長の代わりに記事を書かせてもらえることになりました。

             

            ところで会長の最卿構司からは詰将棋の出題がある予定でしたが、、、残念ながら…

            それは実践的な詰将棋でした。ヒント:8五の歩がポイント。歩で銀を取る。下段の香車に力あり、、、

             

            会長は何か気がかりなことができると大体は眠たくなるそうです。

             

            将棋に限ったことではないですが、まずは挨拶が重要であることはビジネスのシーンを思い出せばわかります。
            例えば、勝手に盛り上がって、勝手に幻滅して、勝手にストークしてくる嫌味な相手は稀にいるかと思います。

            そんな相手に対応するよりは事前に環境を整備して情報網とモラルを持つことが肝要です。

             

            陰気な話はこのくらいにして、とある業界の有名な格言があるので紹介しますね。
            きっと将棋にも応用できる考えではないかと思います。

             

            何かを得るには、同等の対価なしには何も得ることはできない。

             

            このことを等価交換の原則と呼びます。

             

            何やら難しそうな格言ですが、将棋の考え方から見てみると、

            三手一組でしっかりと相手の手に対応することだ、と会長はおっしゃっていました。

             

            たぶんですが、将棋には相手のその場におけるテンションやノリのようなものがあって、
            そのテンションやノリと同じくらいの手を最低限として探すものだと理解しました。

             

            そこで棋聖戦第2局を見ていて思ったのが、

            プロ棋士の片上先生(六段)がブログで後手が美しいと述べたあたりの局面です。

             

            この局面自体はプロの方の解説では斎藤七段が苦しいとされていました。

            私には将棋の手をがむしゃらに記号的に何手も読むようなプロっぽい考えはありません。

             

            ある別の業界の先生に言われたことですが文化的芸能は技術を習得したら後は呼応であり、
            そして勝負だけではない別の事柄への嗅覚なんだと教わりました。

             

            なので見る将棋ファンとして直感的に楽しみながら見てた手を紹介します。
            ここでは△2二角と打ちにくいながらも手放してしまって、
            歩を取りに行く手が好手のように思いました。

             

            ――

             

            追記。会長のコメント

             

            ここで簡単ながら将棋女子たる佐々木の記事を補足すると、観戦時には下手から見る必要はないということだ。

            例えば棋聖戦で作り出す棋譜の質感は、2016年の羽生佐藤の名人戦のそれと同等かそれ以上であるかは読者に、

            あるいはプロ棋士に、あるいは将棋の関係メディアのものに問うてみたいとは思う。

            現代経済社会では見て考える感性が発展していることは、あらゆる将棋関係者が否定できないことだろう。

             

            文責 会長代理 佐藤

            【最卿・将棋コラム】とあるサラリーマンから話題の中学生プロと対戦するまで

            2017.06.15 Thursday

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              こんにちは。将棋を世間に広めたい会の会長の、最卿です。

               

              本日は、サラリーマン棋士の瀬川先生と、

              藤井プロ四段とのC級順位戦が組まれていると聞きます。

              高速道路を使いタクシーで名古屋に移動してる最中にしりました。

               

              え?もう始まってますか?ああ、そうですか。それはそれは楽しみですね。

              それでは、まず筆者が想像するサラリーマン棋士の姿を述べます前に瀬川先生の紹介を。

               

              瀬川さんについては横浜市出身で、神奈川大学の法学部法律学科卒業の

              リーガルマインドを御持ちで養成機関を出たあと、アマ名人王将を獲得し、

              米長会長(当時)肝いりの特例試験によりプロとなったことくらいしか記憶にないですが、

              脱サラ独立開業の一つの前例と言えるでしょう。女流を除く普通のプロ棋士は個人事業主ですから。

               

              これらの当時の議論はさておき、瀬川さんは立派に正当に棋士の道を目指してきたわけです。

               

              私が考えるサラリーマン棋士とは、仕事の終わりにちょっと飲みに行く代わりに将棋バーなり

              将棋カフェに行き、そこのお胸の大きな指導棋士の女性の(※女流ではない)お姉さんに優しく

              親身に指導してもらってる間に、将棋界、将棋そのものにどハマりして解説会などにも行くようになり、

              さらには将棋の定跡書などを買ってしまったりして、さらにはネットで将棋選手として差し出すようにもなる。

               

              そんな中で生まれた一部のエリートサラリーマンが、よっしゃ開業独立するかとプロの道を叩くときに

              九段の先生のところへいき、内弟子としてもらい、ラーメン店ののれんではないですが、数年の修行の内に

              プロ編入試験の資格を取り、プロへの道を歩み始めるのだと思います。

               

              前回の記事ではないですが、養成機関の挫折者と社会人として考える力のあるエリートたちが

              飲食店の開業のノリで難なく大人からプロへと至るような将棋社会。それは理想的だと思います。

               

              しかしながら、昨今の将棋界は幼少期からのトレーニングが必須です。

              いつかやり直せるときがくる為にも、将棋の文化、将棋の勉強をしてみませんか?

               

              当会では、誰でもアマチュアでも35歳までにやり直せれば、考えを修正できれば

              わずか3年で奨励会三段レベル、あるいは誰でもどんな地点でもアマチュア三段免状を取得可能な

              そんな将棋社会を思い描いています。

               

              文責 会長代理 佐藤

              【最卿・将棋コラム】将棋の棋力が何らかの職業能力開発に資する可能性

              2017.06.14 Wednesday

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                最近、話題の最卿です。見る将棋ファン、いわゆる見る将なるものが存在しますが、

                そういう存在に対して否定的な見解を持つ業界関係者がいるとの報告を受けました。

                そのこと自体は確かに考えられます。見るだけでなくどうか指してくださいと思いますから。

                 

                しかし、どうやら中にはこの俺が指導してやるんだという態度を隠さない不届きものがいるようです。

                そういう人は挫折した養成機関の方々なわけですが、将棋のプロになり土日に企業の方々と交流したならば、

                自分の愚かさが分かるのだろうとは思います。

                 

                君がね凄んでる相手は企業の重役クラス、スポンサーレベルの人なんだよとそれこそ指導してあげるべきだが、

                誰とは言わないがネット掲示板で暴れまわっている非理事のお歴々は現実社会での実務経験のない挫折者である。

                 

                冒頭から暗い話になり常連の読者の方々には申し訳ないが、

                明日はそういうものを乗り越えた筆頭たる某アマチュア出身の大棋士の方の弔いでもあるし、

                何より嫉妬にまみれた欲情の挫折者でメディア業界を目指すにしても能力も気概も礼儀もない

                将棋村の癌のようなものに与える言葉はない。

                 

                そこで話を変えます。今後そういうものがいたら私のところへ報告せずに直接ツイッターなどで

                暴発させるなり炎上させるなりしたらよいのではとは思います。もう私は見限りますので。

                 

                ところで。

                 

                私の隣に座っている女の子が、私がカフェで将棋ウォーズの棋神と悪戦苦闘しているのを見て

                私もあんな風に何かに熱中したいというようなことを母に言っていました。

                 

                微笑ましい光景でした。母親と少し話題の藤井くん関連からの将棋について話したのですが、

                小学生などには将棋は大人気なようで、何から始めようか、うちの子も学ばせてみようかと

                いきようようと目を輝かせていました。私は振り蔵なので振り飛車のみをおススメして店を後にするわけです。

                 

                さて。

                 

                確か渡邊先生だったかと思いますが、ソースは忘れましたが、

                将棋が現実の何かに役に立ったことは一度もないと言い放ったことがあります。

                 

                また糸谷先生は、将棋界は斜陽産業だと四段のパーティの席で言い放ちました。

                 

                これらの意識に共通することとして、将棋をただ指していても将棋産業は盛り上がらないのでしょう。

                そうであるならば、まずはレベル別のアマチュア向けのプログラムを公式に用意すべきだが、

                既存のアイディアで十分なので、自分が気に入る戦法の指し手、継承者を増やすことに心力しよう。

                 

                そう強く思い返した14日の昼頃でした。決戦は17日。棋聖戦とアマプロ対抗戦、

                両方の記事をわたくし、最卿が書きますので、ご期待くださいませ。

                 

                文責 会長代理 佐藤